「名ボデでキャリアを積む」って
こういうことだ。
N.M

N.M

1997年入社
  • 常務取締役
  • 営業
  • 休日はDIY

休日は、子どもの小学校区のボランティア「オヤジの会」に参加している。DIY好きの町のオヤジ同士20人ほどで集まり、遊具を作ったり、公園の鉄棒の色を塗ったりしているそう。ボランティア活動以外にも、自分の家をリフォームしたり小屋を作ったこともある。「営業担当にもモノづくりが好きな気持ちは必要」とのこと。

突然過ぎて、たぶん、考える暇もなかった。

居酒屋か何かしら、店を出したいなーとボンヤリ思っていて。でも知識なんて何もない。一度経理を経験してみるのがいいかもしれない。そう思って経理希望でここに入社したんですが…今の所、まだ1日も経理として働いたことがありません。1分1秒たりとも。入社初日に、人が足りないから営業に行ってくれんかって上司から頼まれて、「嘘だろ?」っと予想外の展開に不安はあったけれど期待もあった。ひとまず3年ぐらいやってみよう。そんな気持ちで営業をはじめて、もう20年以上経ちました。
お客様との打ち合わせでは、新人にはおかまいなしに専門用語が飛び交います。1年目の自分は一言も発言できず、これじゃあいかんと必死に知識をつけました。自分で提案できるようになると、「ここに仕切りつけましょう!」「それいいな!」ってお客様とどんどん盛り上がる。お客様と1対1、「いいボデーつくりましょうよ」って同じ目標に向かって走る。気づいたら知識の幅も車の範囲を超えていました。タンスやドアを取り付けたり、車作りというより家作りに近い。それが今たどり着いている仕事の面白さです。

突然過ぎて、たぶん、考える暇もなかった。

ニッチな世界で俺の人生急展開。

人生ってのは本当に先読みできません。入社20年目のとき、常務取締役に任命されました。もともとオーナー家の血筋でずっと続いてきた会社。と言っても上の独断で勝手に物事が進んでいくってことはなかったんですが。それでもやっぱり取締役への道なんて、期待するしないじゃなく、自分には全く関係ないと思っていました。誰もがそうだったと思う。だから引き受けたときは相当なプレッシャーで。でも周囲からの「社長を支えてやれよ」って言葉に背中を押されました。あとから入ってくる後輩に「こういう道もあるんだぞ」って伝えるいい機会だとも思ったんです。
突然営業職として働くことになったときも、常務取締役に任命されたときも、思い切ってその流れに飛び込んでみたんです。すると営業部全体のマネジメントや、製造・設計の社員についても考えるようになり、「自分の目標」から「会社の目標」へと視野が広がった。100人に満たない会社だから、意欲はアピールしたもん勝ち。営業も設計も製造も関係なく、「会社作り」の根幹に携われるチャンスがウチにはあるんです。

誰が見ても恥ずかしくない仕事を
引き継いでいく。

会社の危機に面したことがあります。リーマンショックで同業が次々廃業するなかで、会社は社員を切ることなくひたすら耐えた。当時のことがあるからか、自分たちは今でもお客様からの注文に「できない」は言いません。そうして蓄積されてきた信頼関係はめちゃくちゃ強いから。長く取引してたディーラーさんが、遠方に転勤しても変わらず依頼をくれたときは嬉しかったです。おかげで今は富山や石川、岡山にも取引先が増えています。オーダーメイドボデーはニッチな分野だけど、モノが運べなきゃ世の中は動かない。だから確実にニーズはあるんです。
人生100年時代なんて言われてるでしょ。次の世代に引き継ぐまで、僕はまだまだがんばりますよ。教育もキッチリね。ていってもとにかく現場経験を積ませるのがウチの教育なんですが。営業なら、先輩とペアで動くなんてのは半年で充分なんじゃないか? いつまでも先輩にくっついてたって、学べることなんか限られています。さっさと独り立ちして、自分の尻は自分で拭えって。その方が、仕事は面白いですよ。

誰が見ても恥ずかしくない仕事を引き継いでいく。
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